OneDrive(クラウド)にファイル(またはフォルダ)を保存したい一方で、デスクトップなどのあらゆるファイルが保存されてしまう場合に、特定のフォルダだけをOneDriveと同期させ、保存するする方法を紹介します。
OneDriveに保存したい特定のフォルダ以外のバックアップを停止しようとしても、以下のように「デスクトップ」、「ドキュメント」、「写真」の大きなフォルダ単位でしか選択できず困っている(参考1, 参考2)場合に、この記事の内容は有効だと思いますので、参考にしてみてください。

参考1:PCでOneDriveを開始する方法【自動でバックアップの始め方】 | 理系リアルタイム (atsblog.org)
参考2:PCの内容がOneDriveに勝手に保存されてしまう!OneDriveへの自動接続を切る方法 | 理系リアルタイム (atsblog.org)
※反対に言うと、この記事の手順で設定した特定のフォルダ以外はOneDriveと同期しなくなるので注意してください。
手順は、次の3ステップです。
手順1. OneDriveの設定を開き、ログインする
手順2. 同期するOneDriveフォルダを選択する
手順3. OneDriveに保存したいファイル、フォルダを手順2. で作成したフォルダに入れていく
手順1. OneDriveの設定を開き、ログインする
・こちらを参考に、OneDriveとの同期を中断しておきます。PCがまだOneDriveと同期していない場合は不要です。
・Windowsホームの

から、「設定」→「システム」と開くと、以下のような画面になります。

・この画面の「OneDrive」をクリックすると、以下のようなOneDrive設定場面が出ます。

・マイクロソフトアカウントのメールアドレスを入力してください(アカウントがない場合は、マイクロソフトアカウントを作成してください)。
・サインインすると、パスワード入力画面が出るので、パスワードを入力してください。
手順2. 同期するOneDriveフォルダを選択する
・以下の画面まで進んだら、左下の「場所の変更」をクリックします。

フォルダを選択するエクスプローラーの画面で、以下の画像のように「PC」→「デスクトップ」(※)を選択し、「フォルダーの選択」をクリックします。
※これは、正確には「ユーザー」→「デスクトップ」を意味します。デフォルトだと、同期するOneDriveフォルダの場所は「ユーザー」になっていますので、ここを「デスクトップ」の階層に変更することをしています。

・OneDriveフォルダの場所を変更をしたら、「OK」をクリックします。
・その後、いくつかの案内が出ますので、「次へ」や「後で」をクリックしていくと、同期が完了します。同期が完了すると、デスクトップに以下のようなフォルダが作成されます。

これが、OneDriveと同期したフォルダです。
手順3. OneDriveに保存したいファイル、フォルダを手順2. で作成したフォルダに入れていく
先ほど作成した、同期したOneDriveフォルダに保存したいフォルダやファイルを入れていくことで、OneDrive(クラウド)に保存可能です。
OneDriveに正しく保存されているかを確認してみてください。OneDriveの保存内容は、以下のように「OneDriveフォルダを右クリック」→「OneDrive」→「オンラインで表示」などでブラウザ上で確認できます。

これで、もしもPCが壊れてしまっても、OneDriveに保存したデータは他の端末から取得することができます。
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