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【高校生に告ぐ】『大学生は人生の夏休み』という妄想を捨てなさい

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塾でアルバイトをしていて、思うところがあります。

それは、いまだに中学生~高校生は、『大学とは人生の夏休みである』と思っていることです。

つまり、大学生は暇で、時間があり、勉強以外の好きなことをする時間が存分にあると思っているのです。

はっきり言うと、大学が人生の夏休みといわれていたのは少し昔の話で、今はそれほど暇ではありません。

昔の大学生がどれほど忙しいかを詳細に知っているわけではありませんが、今の大人(40歳~50歳付近)は、「今の大学生は忙しい」といいます。

もちろん、学部学科、文系理系などによって忙しさは変わるため、人によって忙しさは変わり、中には昔の大学生か、それ以上に暇な人もいるとは思いますが、全体的には忙しくなっているはずです。

冗談抜きで、忙しい学生は、そこら辺の社会人よりも忙しいです。

人生の夏休みというほど暇ではなく、もはやそれは空想なのです。

なので、ぜひ、大学進学を考えている人は、大学で遊び惚ける予定を捨てて、それなりの覚悟で入学してもらえたらと思います。

「大学生のうちに遊んでおけ!」

のような声に、騙されて大学進学をしないようにしてください。

以下では、なぜ今の大学生が(昔と比べて)忙しいのか、どれだけ忙しいのかを書いていきます。

なぜ、今の大学生は忙しいのか?

単純に授業、課題が多い

大学教育もだんだんと見直され、授業数が増えたり、学生の授業の理解度に応じて課題が増えています。

僕は理系で実験などもあったので、一年生の時は実験レポートを毎週書いていました。その時期は、それだけで、他のことが全くできないくらいでした。もちろん、実験は2、3年生もありました。

これは理系で、どちらかというと(課題に関しては)忙しい部類に入ると思いますが、まわりの暇だといわれている文系学部の学生も、それなりに課題に追われています。

深夜までレポートを書いているひとも、たくさんいます。これは、その授業の形態や、先生によるところが大きいです。

とはいえ、あくまで「おそらくみんなが思っているよりは」課題が多いだけで、課題だけですべての時間が潰れるほどではありません。

他にも以下の理由から、最近の大学生は忙しくなっています。

生活困難からのアルバイト

現在、大学生への仕送り額が年々減少しています。

全国大学生活協同組合連同会によると、一人暮らしをしている学生への仕送りは月5万~10万円が最も多いです。

ここから、食費や家賃、その他生活費を引くわけなので、そのまま何もしなければ、残るのはせいぜい1万円~2万円くらいです。

そうすると、大学生はアルバイトをするわけです。奨学金を借りている人には、将来の不安からアルバイトをする人が多いです。

たとえば月に5万円稼ぐとしたら、時給が1000円だとしても、月に50時間、週に12時間以上働くことになります。一日、1時間~2時間ということになります。

講義が少なく、比較的忙しくない大学ほど、私立だったりして、生活が苦しい場合が多い傾向にあるため、もっとアルバイトをして、結局みんなと同じくらい時間を拘束されることになります。

自分のスキルを磨く活動

現在の日本では、ただ大学を出ただけでは社会に出てから厳しいといわれるようになったので、今の大学生には学業以外の何かに打ち込もうとする人が多いです。

留学する人も増え、何かの勉強会に行ったりとか、中にはビジネスを始める人もいたり、最近では大学一年生のうちからインターンに行く人も増えています。。

長期インターンに行けば、夏休みが全部潰れたりするので、夏休みにウハウハ遊んでいる大学生ばかりではないことがわかります。むしろ、そういう人(ウハウハ遊んでいる人)のほうが少数派な気もします。

「大学なんて意味ない!」とかいう、頭がおかしな風潮もあるわけですから…

大学以外で、頑張ろうとしている人も多いですね。

どれだけ忙しいのか?とある大学生のスケジュール

僕の週間スケジュールをお見せしたいと思います。

僕は今、大学院生で、平日は8時30分から午前中は授業、午後は研究室に深夜1時まで毎日いる生活、週末はアルバイトと研究室のこと、その他のことをしているため、参考にならないサンプルだと思います。

なので、学部時代のスケジュールを示します。これは、理系ではあるものの、文系を含めたすべての大学生の中でも普通くらいの忙しさだと思います(一年生のうちは、似たようなことをやり、共通している科目もあるため)。

大学生の頃の僕のスケジュール(1年生)

少し見にくいかもしれませんが、紫部分が授業で、灰色部分が課題、オレンジ色が昼食・夕飯、水色がアルバイトです。

基本的にこれらは強制される時間なので、さぼらない限り拘束時間です。

赤色は勉強とありますが、僕が勉強をしていただけで、基本的には何をしてもよい時間です。同様に、黒色の時間は趣味に使っていました。緑色は、サークルです。

授業は一日当たりだいたい4コマ(1コマ90分)なので、だいたい高校生の授業時間数と同じくらいですね。

さて、これを見て、意外と忙しいと思ったでしょうか?それとも、やはり暇だと思ったでしょうか?

確かに高校生は夕方まで授業を受け、そのあと部活をやるので、一般的には大学生より高校生の方が忙しくなりがちですが、

先ほども言ったとおり、大学生は授業以外に何か活動をする人が多いです(僕は学部生の時は勉強以外に何もしていませんでしたが…)。

また、大学2,3年生になると授業数が減り、時間にゆとりが出る人もいますが、僕はそんなことありませんでした。

ちなみに、僕は現在大学院生ですが、朝から晩まで大学の研究室にいます。というか、大学に泊まっています。

研究室の雑務に追われて、勉強をする時間も取れない日もあります(おそらく、僕の作業効率が悪いだけです…)。

ストレスフリーで楽しんでやっているので、全然いいですけど!

まとめ

『大学が人生の夏休み』というのは、もはや昔話。

人生の夏休みといえるほど時間があるわけではないが、かといってめっちゃ忙しいわけでもない。

『人生のシルバーウィーク』くらい。

ひとによる。授業だけ受けていれば良いなら、確かにそれなりに暇かもしれない。

しつこいかもしれませんが、人生の夏休みのために大学に来るなら、やめておいたほうがいいですよ!

思った学生生活を送れる保証はありません。

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