理系大学院生の筆者が、周りの大学生を見ていて思う、忙しそうな学部・学科ランキングを発表します。
私は理系なので、文系の方の忙しさは存しておりませんが、色々な記事を拝見させていただいたところ、全般的に文系より理系の方が忙しいようなので、このランキングは大学全体に対して言えるものだと思います。
理系の方が忙しい理由
理系が文系よりも忙しい理由は、例えば以下があります。
一概には言えませんが、理系の方が文系よりもコマ数が多いと思います。また、一つ一つの授業の内容が濃いのも忙しくなる理由です。
理系のほとんどの学部が、実験の授業を設けています。
実験は3コマ~4コマのものが多く、また、実験の内容によっては延長したりします。さらに、その実験に対するレポートがまた大変です。
私も大学生の時は、家に帰ってから深夜まで実験レポートを書いていた記憶があります(僕の効率が悪いだけかも)。
理系では基本的に、4年生になったら研究室に配属されます(3年生からのところもある)。
研究室では卒論のために長い時間研究を行ったり、その他の研究室の雑務をやることもあります(飲み会の幹事など)。
結論から言うと、紹介する忙しい理系学部TOP5は以下の通りです(下に行くほど忙しい)。
第5位:機械系学科
第4位:薬学部
第3位:看護学部
第2位:化学系・生命系学科
第1位:医学部医学科

それでは、忙しい理系学部TOP5を5位から紹介してきます!
5位 機械系学科(工学部)

忙しさレベル 3
機械系は、どこの大学でもそれなりに忙しいと聞きます。授業内容の難しさではなく、忙しさで単位を落としている人が多いイメージ。
製図を書いたり実験をやったりと、実際に手を動かして時間がかかりそうなことが多いですね。
真面目な学生でないと、単位を落としてしまうかもしれません。逆に言えば、機械系には真面目な人が多い。
これはあくまで工学部の中での話で、以下の学部・学科よりはそれほど忙しくなく、サークルやアルバイトをする時間は十分にあるでしょう。
4位 薬学部

忙しさレベル 5
薬学部は6年コースと4年コースがありますが、6年間あるからといって、暇なわけではないです。
むしろ、やることがたくさんあるからこそ、6年間必要なのです。
薬学部に進学すれば、レポートや実習、実験、講義などに追われる日々を送ることになりそうです。
周りの薬学部の人をみると,すごく頑張って勉強しています.
3位 看護学部

忙しさレベル 6
薬学部や工学部とは、違う忙しさがあります。
看護学部が大変なところは、実習が多いこと。
土曜日にまで、どこかに行って実習があったりするようです。ひとによっては、「実習は鬼のように辛い」そうです。
さらに、最後には看護師国家試験があるので、勉強も大変です。
手に職をつける学部なので、大変でしょうね…。それなりに覚悟がいる学部です。本当に看護師になりたいという気持ちがなければ、つらいかもしれません。

2位 化学系・生命系学科(理工学部)

忙しさレベル 6
化学系・生命系は忙しいで超有名です。
研究室で深夜まで(もしくは徹夜で)実験というのはよく聞く話ですが、学部のころから夜遅くまで実験するのがこの学部です。この系統の学部がある建物は、夜遅くまで明かりがついているような気がします。
機械ならそれなりに言うことを聞いてくれますが、生物の実験は、生物の気分に左右されたりするそうです。その結果、実験が長引いてしまうことも…。
これだけ学生のうちに頑張れれば、メーカーなどに就職してからも大丈夫そうですね。
1位 医学部医学科

忙しさレベル 15
とにかく勉強,実習で忙しいです。
私は医学部ではないのでどれほど勉強が難しく、大変かは分かりませんが、頭のいい医学部生ですら単位を落としているのだから、相当な大変さということは分かります。
とはいえ、それでもバイトやサークルをしているひともいるので、その人次第ということですね。
能力が高いからこそ,できることなのでしょうか…
反対に、忙しくない理系学部は?
理系学部は似たり寄ったりの忙しさだとは思いますが、しいて言うなら、数学科や情報系学科は楽かもしれません(忙しくないというだけで、学問的に楽ということではない)。
ただし、理系の忙しさは人それぞれなところがあります。というのも、授業や講義以外でも勉強する人が多く、その勉強時間は人それぞれだからです。

忙しさランキングは大学によって変わるので,各大学の情報を入手しましょう!
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