本当に大学院進学して大丈夫!?について考える

大学院

大学院に進学しようか,学部を卒業したら就職しようか,それとも別の道を歩もうか,迷っている理系の学生は多いと思います.

それもそのはず,理系の学生で院進をするひとは多く,周りも院進するから,当然のことのように院進するのです.

しかし,大学院に進学しようとしているひとは,もう一度よく考えてほしいのです.

自分で進路についてよく考え,決めた決断ならいいのですが,「なんとなく」院進する人が大半であるのが事実です.

実は,大学の教員も学生を院進させようとしている背景もあります.

社会全体としては院生の数が増えるのは良い側面もあるかもしれませんが,個人としてはどうかは分かりません.

学部で卒業しておけばおかったという院卒も少なくないです

そこで,大学院に進学するという進路を考える助けになるよう,本当に院進するのが正解なのか?を考えるポイントを紹介します.

この記事で考えるポイントは以下の3つです.

院進を考えるポイント

・修士卒か,博士卒か,それとも迷っているか

・経済的な面(学費など)

・自分に合った進路か否か

筆者自らも院進し,周りの院生を見てきて,進学前に考えておくべきことだと思ったのがこの3つのポイントです.

修士?博士?

院進するにあたって,①修士課程2年間で卒業し,社会に出るという選択肢と,②博士課程まで進み,卒業(修士と合わせて通常5年間)するという選択肢があります.

もし,あなたが博士課程に進むつもりなら,この記事はもう読まなくて大丈夫です.院進を応援します.

博士課程に進み,それ以降の進路を想像できているのなら,院進は完璧な進路だと思います.気が変わり,結果的に修士で卒業してしまっても,それは正しい進路だと思います.研究生活が自分に合っているのか確かめられたわけですから.

もし,修士2年間で卒業するつもりならば,修士2年間で何を得るのかをよく考える必要があります.

修士卒で就職する場合,長期化している昨今の就職活動をその2年間に盛り込む必要があります.研究と平行して行うにしても,就職活動は平均して半年くらい行うと思っておいた方が良いでしょう.

さらに,院生といえども授業があります.学部生ほど多くはありませんが,少なくもありません.修士2年間と言っても,2年間みっちり研究活動できるわけではないわけです.

現状の2年以下の研究生活では研究能力はほとんど得られないというのが一般的な見解です.もちろん,個人差がありますが.

つまり,研究力をモリモリにつけたくて院進する場合,物足りなく感じる可能性があるということです.

ただし,修士卒のひとの方が学部生よりも就職先は良いというのも事実です.良い就職先のために,修士号を得るのも一つの手でしょう.

正直,なんとなく進学して「修士くらいで卒業しておくか~」みたいな感じだと,学費に見合った成長は無いと思います.

修士課程で卒業か,博士課程まで行くのか迷っているひとは,ぜひ進学して,修士2年間の中で決めてほしいと思います.博士課程を視野に入れていること自体,素晴らしいと思います.

ただ,迷う理由は人それぞれだと思うので,ぜひ以降読んでほしいと思います.

経済的な面

実家がお金持ちで,進学後も学費や生活費を出してもらえるなら,問題なく進学すればよいと思いますが,

自分で工面しなければならない場合,学費で140万程度(国公立),生活費で150万くらい(一人暮らし)かかります.

大学院の場合,奨学金は親の年収によらず借りることができ,また奨学金返済免除のハードルも低いです.

奨学金返済免除は,借りている人の約半数程度が半額免除になります.

満額の200万程度借りて,もし半額免除だった場合,返済額は100万円で済みます.かなり学費の負担は減らすことができます.

したがって,もし院進して研究を頑張るなら,奨学金を借りて進学するのは全然ありだと思います.研究室の教員がよっぽど悪くなければ,半額免除は取れるでしょう.

一方,奨学金免除を狙わず,ただただ借金して進学するのは,正直かなり自分の首を絞めることになると思います.

返済免除されない人が,就職後に借金を返し続けてもいいと思えるほどの価値を大学院で得れるとは考えにくいです.

まとめると,

お金に余裕がなく,半分以上に入るような成果を出す自信がない人は,進学は考え直した方がいいかもしれません.

自分に合った進路か

当然ですが,自分に合った進路ならお金がなくても奨学金を借りて進学すべきだし,自分に合っていない進路ならお金があっても進学すべきではありません.

「自分に合った進路か否か」は,

①自分の将来・目指す像,②自分の置かれた状況

の2点から考えることができます.

自分の将来像が研究者なら,もちろん院進をするのがベターだと思います.また,研究活動を通して得られる知識や経験が生きる仕事に就くなら,やはり院進をするべきです.

反対に,自分の将来像が研究とは遠く離れているなら,院進は控えるべきでしょう.

例えば,企業のエンジニアになりたいなら,学部卒でも十分かも知れませんし,研究力よりも社会人スキルを重視しているなら,学部で卒業して,早く社会人になった方がいいかもしれません.

また,自分が置かれた状況を見つめなおせば,院進するべきか否かがみえてきます.いうまでもないですが…

自分に置かれた状況とは,先ほど述べた経済的な部分,研究室の環境,自分のやる気,周りと比較した研究力,その他プライベートなことです.

周りは院進する人ばかりでも,日本では世間的に見れば院生は外れ値です.23歳で同窓会に行けば,自分だけ学生で,周りは結婚していて,むなしくなることだってあり得ます.

そんな思いをしてでも,院進したいかどうか考える必要がありますね.

※ちなみに筆者は,外れ値の方が面白いと思ったので,全然気になりませんでした.

まとめ

・博士課程にまで進むつもりなら,奨学金を借りてでも進学したほうが幸せ

・明確な進学目的がなく,お金もなく,博士課程に行く気がないひとは進学しない方がいい

・他の進路と比べて,院進が自分に合った進路か考え直す

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