最近は世の中の変化が激しくなって、これから何が求められるのか考えるのは難しいところですよね。
「大学は必要ない!」なんて言う人もいる中、受験生はどこの学部に行ったらいいんだろう…?と悩むところ。
というわけで、需要が増えそうな学科をランキングにしましたので、少しでも受験生の参考になればと思います。
※個人的な意見なので、参考までにしてください。未来を予想することはできないので…
とはいえ、それなりに的は得ていると思います。
1位 情報系学科

誰もが予想したとは思いますが、やはり情報系の学科の需要は増えていくことでしょう。
世の中の流れ的に人工知能や機械学習をあらゆる場所で使おうとしているので、これと関りの深い情報系学科は今後も人気でしょう。
企業の求人を見ても、どこも情報系の技術者を欲しているようです。
ただし、あらゆる場面で情報系の「深い知識」が求められるのかは疑問です。
正直、AIや深層学習と呼ばれるものは流行りものに近いので、すぐに需要が飽和するでしょう。需要が多いといっても、ひと昔前の機械系のような扱いになるかと思います。
産業革命→機械系、情報革命→情報系と考えれば、寿命があるのは明らかです。しかも、機械とは違い情報系産業はコストが低いので、寿命は短いと予想されます。
とはいえ、少なくとも数年、数十年くらいは需要はあるかと思います。
2位 数学系学科

情報系の台頭もあり、それに続く形で数学の知識の需要が増えています。
なぜなら、現在騒がれている人工知能と呼ばれている技術のほとんどは、結局のところ数学だからです。
少し前までは理学部物理学科と並び、理系学部の中では就職に不利だといわれる学科でしたが、最近ではAI分野の技術者としての求人が増えています。
まあ、これがいつまで続くかは、正直賭けだと思いますが…
数学はすべての学問の「言葉」なので、必ずどこかで需要はあると思います。
深層学習だとか、機械学習を本気で深く学びたい人は、数学の知識が必要となります。とはいえ、僕は数学科で学んだことがないので、数学科でやるほどのゴリゴリの数学がこの分野を扱ううえで必要かと言ったら、わかりません。
とはいっても、深く数学を学んでおいて悪いことはなく、あらゆる観点から人生を豊かにしてくれるとは思います。
3位 物理学系学科

数学科にも情報工学科にも、物理学科にも言えることですが、世の中の流れとしては、機械を力学的に動かすなどの、いわゆる「大きなもの」を扱うことよりも、その動かし方や効率化、通信部分などの「目に見えない部分」を扱っていく流れです。
もちろん、建築系、機械系の技術は必要で、日々進化をしていますが、情報系に比べて、やることは少なくなっている気がします(僕はその道の専門家ではないので「気がする」だけかもしれせんが)。
これは、今に始まったことではなく、大昔からそうです。
したがって、必然的に数学科や物理学科の需要は増えます。
物理は現象の根本的な原理を扱う学問なので、どこにでも適用可能なため、物理学科は必ず一定数の需要は残る、ある意味安定的な学科だと思います。
産業の形が変わればもしかしたら電気系や情報系の需要は大きく変わるかもしれませんが、物理系への影響は少ないでしょう。
※ちなみに、数学科も物理学科も、なんやかんや就職はそれなりにできます。
4位 電気・電子系学科
もはや電気は生活に欠かすことができません。いまでは、ほとんどのものに電気が関係しています。
さらに、IoTという考えのもと、もっとモノの電気化が進むと予想されます。
そういった意味で、電気・電子系の仕事は多く、この学科は引く手あまたでしょう。
5位 材料系学科
新商品を開発していく中で、コストダウンや強度強化など、材料に取り組むことが大きな変革をもたらすため、仕事としての需要はあると思います。
また、新材料開発の研究は今もこれからも行われるでしょうから、そういった研究の面からも需要ありです(ま、それは物理系や情報系なども同じことですが…)。
もしすでに行きたい学科、勉強したいことがあれば、そこに行くのが一番いいです。需要とか、どうでもいいです。未来なんて誰にも予想できないので、自分が学びたいことを学びましょう。
熱心に勉強すれば、どこでだって活躍できます。
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