就職のために、受けがよさそうな資格を取ったり、
履歴書を埋めるために簡単に取れる資格をたくさん取ろうとしている人、いませんか??
…私がそうでした。
そこまで興味がない簡単に取れそうな資格を取ったり、インターネットで調べた就職で有利になるといわれている資格に挑戦してみたり…
しかし、そういった目的意識で資格をとっても、全く意味がないです。実体験から、気づきました。
その理由を述べていきます。
就活で有利なわけではない
学生が勘違いしそうなこととして、「就職で有利になる」と思っているということがあります。
…断言します。なりません。
資格をいくら持っていたって、企業側からしたら「ふーん…」程度です。難しい資格を持っている社会人なんて、腐るほどいます。難関資格を持っているからといって、採用するわけではありません。
確かに、多少、勉強熱心さを評価されることもあるでしょう。何かに向けて頑張ったアピールはできるかもしれませんし、エピソードとしては使えるかもしれません。しかし、それにしてはコスパが悪いです。
なぜ、ネットで調べると『就職で有利になる!』的な資格が出てくるかというと、それは資格ビジネスです。資格を受けさせて、お金を取るわけです(もちろん、全てがそうであるわけではない)。
就職で意味がある資格なんてものは、司法試験とか、公認会計士とか、なければならない資格だけです。あと、今ならTOEICは意味ありますね(他の資格よりは)。

TOEICだけは受けておきましょう。
受験料がバカにならない
資格を受けたことがある人なら分かると思いますが、受験料はそこそこします。
安いもので3000円ほど、高いものでは1万円を超えてきます。TOEFLとかだと、3万円近くしますね。
学生からしたら、バカにならない額です。しかも、受けたからといって、合格する可能性も絶対ではなく、再受験すればさらに費用がかかります。
なんのためになるかもよくわからない状況で、履歴書を埋めるために資格を取るなんて、愚の骨頂です。超コスパ悪い。
下記のように、必要な資格だけとればそれでいいのです。
会社に入ってから必要な資格を取ればよい
会社に入ったら、必要な資格を取らされたり、取っておくと有利になる資格が分かり、自ら資格を取ることになります。
どこに就職するかもわからない、学生のときに闇雲に資格を取らなくても、会社に入ってから取ればいいのです。
社会人になれば、学生の時よりお金もあるでしょうし、会社が受験料を負担してくれるケースもあります。
社会人になって必要に駆られてからの方が資格勉強のモチベーションが維持できるでしょう。

確かに、時間は学生のときのほうがありますが…
好きなこと、勉強したいことならよい
就職のために「うけ」がよさそうな資格を取ったり、履歴書を埋めるために簡単に取れる資格を取るといるのは、
あくまでコスパが悪いという話なので、お金がある人は資格をとるのもいいと思います。
また、就職とか関係なく、興味があって勉強したいことがあれば、勉強ついでに資格を取るのもアリでしょう。
あくまでコスパの話なので…。コスパとか気にせず勉強できるというのは、素晴らしいと思います。
ただ、コレクターのように資格を集めるのは自分の首を絞めることになるかもしれません。
履歴書を書くの大変ですし、面接で突っ込まれると面倒ですから。

勉強したいことのついでに資格をとろう!
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