【体験談】他専攻大学院の院試に合格するためのおすすめ筆記試験勉強法

大学院

本記事は他専攻の研究科の筆記試験(院試)を受けるひとに向けた記事です.筆記試験がない場合は該当しません.

この記事では,他専攻の研究科(大学院)に進学したいひとに向けて,少しでも力になれたらと思い,実体験から勉強の方法を紹介します.

2~3か月の勉強期間を想定して受験勉強する方法を紹介するので,急に他専攻へ進学したくなった人は参考にしてみてください.

筆者の転科について

私は,物理学科から機械系の研究科に転科しました.

大学院入試では機械系の筆記試験がありましたから,独学で勉強してなんとか試験を通過しました

勉強期間は1~2か月で,それまでは全く機械系の知識はなかったです(物理学科だったので,似た部分もありましたけどね).

他専攻に受かるための勉強法

これから私が実際に行った勉強の流れを紹介しますが,勉強に当てることができる期間は人によってまちまちでしょうし,予備知識の人によって異なると思います.

そこで今回は,おそらく一般的であろう院試勉強期間として2~3か月を想定し,予備知識はなしとして話を進めます.

この状態から,勉強の流れは次のような感じです.

院試勉強の流れ

わかりやすい参考書を1冊読む(約3~4週間)

→ 受験しない大学院の過去問を解く(1~2週間)

→ 参考書を見直し,問題集を解く(1~2週間)

→ 受験する大学院の過去問を解く(2~3週間)

※各時間は勉強に取れる時間によって調節

ひとつひとつ解説していきます.

…が,その前に,以下のことは必ずやっておいてください.言われなくてもやるとは思いますけどね.

事前準備

・受験する院試の範囲を確認する

・できるだけ過去問を集める(できるだけ他大学院のものも)

わかりやすい参考書を1冊読む

予備知識はないということなので,問題を解く前に基本を学ぶ必要があります.

勉強期間は2~3か月という短い期間ですが,独学でほぼ一から勉強する場合は参考書で基本を学ぶ期間は重要なので,全体の勉強期間の3分の1~半分(この場合,約3~4週間)くらいはこの時間に割くとよいでしょう.

とはいえ時間はないので,何冊もちゃんと読むのは厳しいです.

なので,短期間で院試に受かるくらいのレベルになるように,分かりやすそうな参考書を選びましょう.1科目あたり1~2冊が良いと思います.

例えば科目が4つある場合は,1科目あたり1週間くらいになります.

しかしながら,ひとつひとつ1週間ずつ勉強すると最後の科目を勉強することろには最初に勉強した科目を忘れてしまう可能性があるので,自分なりにバランスよく科目を勉強していくとよいでしょう.

ここで,参考書を選ぶときは次のことに注意する必要があります.

試験範囲を網羅している参考書を選ぶ必要がある

「試験問題が解けるようになるか」を意識しながら読む

まずは,参考書の目次と試験範囲を見比べましょう.

大体の参考書はその科目を網羅していることが多いですが,たまに2冊以上に渡ってダラダラと書いてある本もあるので注意しましょう.

参考書を読むときは,その参考書を読むことで試験問題が解けるようになるかを考えながら読むようにしましょう.

参考書を読んだ後は,問題集や院試の過去問を解くことになりますから,考え方だけでなく,ある程度は「実際に問題が解ける状態」になる必要があります.

したがって,参考書を読みながらちょいちょい過去問を見てみて,解けそうかどうかを確認するとよいでしょう.院試は基本的な問題が多いので,分かる問題が増えていくはずです.

ちなみに,練習問題,演習問題が多めの参考書を選ぶのがおすすめです.独学でも短期間で習得しやすくなります.

受験しない大学院の過去問を解く

次に,「受験しない」大学院の過去問を解きます.

なぜ受験しない大学院の過去問を解くのかというと,自分が受験する大学院の過去問だけでは,入手できたとしても良くて5~10年分で少ないからです.

5年分の過去問なんて,すぐに使ってしまいます.なので,その受験する大学院の過去問は院試が近づくまで取っておきたいです.

しかし,やはり受験する大学院の過去問だけでは勉強は足りないということで,受験しない大学院の過去問で練習します.

一つの大学院の過去問だけではその系統に沿った考え方しか身に付きませんが,他の大学院の過去問を解くことで本質的な考え方を身に付けることができると思います.

この段階では,問題を解くときは参考書を見返しながらといても大丈夫です.

これが終われば,「院試がどれくらいの難易度か」が分かっていると思います.

参考書を見直し,問題集を解く

上記の過程(参考書を読む,過去問を解く)だけではまだ理解が足りない部分があると思いますから,苦手なところを再度見直したり,問題集を使って理解を深めていきましょう.

例えばですが,数学や物理だと以下の本が有名ですよね.

これを一冊解けば院試は楽勝級になると思いますが,分厚い本なので苦手な部分だけで十分だと思います.

大学の図書館にも置いてあるかもしれませんから,探してみてください.

当然ですが,受験する大学院の過去問を解く時間は必ず確保するように,この勉強時間は調節しましょう.

受験する大学院の過去問を解く

最後に,いよいよ受験する大学院の過去問を解きます.

とはいえ,最初から完璧に解けるわけではないと思います.

なので,最初のひとつふたつの過去問に関しては,完全に『勉強用』として使っていいと思います.つまり,時間を気にせず,参考書や解答を見ながら解きます.

理解が深まってきたところで,何も見ずに過去問を解いて,間違えたところを参考書などで理解するようにすると良いでしょう.

後は,ほぼ完ぺきに解けるようになるまで,それを繰り返すだけです.

以下,おさらいです.

院試勉強の流れ

わかりやすい参考書を1冊読む(約3~4週間)

→ 受験しない大学院の過去問を解く(1~2週間)

→ 参考書を見直し,問題集を解く(1~2週間)

→ 受験する大学院の過去問を解く(2~3週間)

これはあくまで『私のおすすめ勉強法』ですから,個人に合わせてカスタマイズしてください!

無理だ!と思ったらあきらめよう

他専攻に独学で進学するというのは,なかなかハードルが高いものです.

上で紹介した勉強の途中で,「これは無理そうだな…」と思ったら,他の道を検討しましょう.

もしどうしても他専攻に行きたいなら諦めずに頑張ってほしいですが,ひとつの分野を貫くというのも,素晴らしいことだと思います.

何より,『院浪』は全然おすすめできませんから,よほどのこだわりがないのなら,自分の専攻の院に行くなり就職するなりしましょう.

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