モジュール結合度、モジュール強度とは【応用情報】

情報工学

【応用情報技術者試験・システム開発技術】

モジュールの独立性

モジュールの独立性とは、互いのモジュール間に影響が少ないという特性です。

独立性の高いモジュールでは、関連モジュールを修正しても、修正による影響が小さくて済みます。つまり、モジュールの独立性を高めることで、保守の効率化、コスト削減につながります。独立性を保つことは、プログラム開発時においても、並列作業などの観点から有利になります。

モジュールの独立性を評価するときに、モジュール間の関連性を示すモジュール結合度と、モジュール内の構成要素間の関連性を示すモジュール強度があります。

モジュール結合度

モジュール結合度は、モジュール間の関連性の強さを表します。

モジュール結合度が弱ければモジュールの独立性が高くなる、つまり

結合度 強 ↔ 独立性 低

結合度 低 ↔ 独立性 高

の関係があります。

モジュール結合度の種類

モジュール結合度が強い順(独立性が低い順)に並べると、以下のようになります。

内容結合絶対番地を用いて直接相手モジュールを参照したり、相手モジュールに直接分岐する
共通結合共通領域(グローバル領域)に定義されたデータを参照する
外部結合必要なデータだけ外部宣言して、他のモジュールからの参照を許可し共有する
制御結合機能コードなどのモジュールを制御する要素を引数として相手モジュールに渡し、モジュール内の機能を制御する。(↔強度の論理的強度)
スタンプ結合相手モジュールで、構造体データ(レコード)の一部を使用する場合でも、構造体データすべてを引数として相手モジュールに渡す。
データ結合相手モジュールをブラックボックスとして扱い、必要なデータだけを引数として渡す

モジュール強度

モジュール強度は、モジュール内の構成要素間の関連性の強さを示します。

モジュール強度が強いほど、モジュールの独立性は高い、つまり

強度 強 ↔ 独立性 高

強度 低 ↔ 独立性 低

という関係があります。

モジュール強度の種類

モジュール強度が弱い順(独立性が低い順)に並べると、以下のようになります。

暗合的強度プログラムを分割したもの。モジュールの機能を定義できないか、機能間に全く関連がない
論理的強度関連した複数の機能をもつ。モジュールが呼び出されるときの引数で、モジュール内の1つの機能が実行される。
時間的強度特定の時期に実行する機能をまとめたモジュールで、モジュール内の機能間にはあまり関連がない
手順的強度複数の逐次的に実行する機能をまとめたモジュール
連絡的強度手順的強度のうち、モジュール内の機能間にデータの関連性があるモジュール
情報的強度同一のデータ構造や資源を扱う機能を1つにまとめた、機能ごとに入口点と出力点を持つモジュール
機能的強度1つの機能だけをもつモジュール

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