九州大学が10校目の指定国立大学法人に!

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九州大学が、2021年11月22日付けで「指定国立大学法人」の指定を受けました。

これで、指定国立大学は10つ目ということになります。

指定国立大学とは

指定国立大学とは簡単に言うと、

研究力、社会連携、国際協働の要件を満たす国立大学のうち、文部科学大臣によって選定された、世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学法人』

です(以下のリンクを参考)。

旧帝大ブランドはもう古い?『指定国立大』という新たなブランド | 理系リアルタイム (atsblog.org)

国立大学の一法人複数大学制度等について (mext.go.jp)

現時点(2021/11/25)では、九州大学を含めて以下の10つが指定国立大学に指名されています。

2017年6月指定:東北大学、東京大学、京都大学

2018年3月指定:東京工業大学、名古屋大学

2018年10月指定:大阪大学

2019年9月指定:一橋大学

2020年10月指定:筑波大学、東京医科歯科大学

2021年11月指定:九州大学

九州大学が指定国立大学に指定された理由

九州大学が指定国立大学に任命された理由について、以下の文部科学省のページで説明されています。

第4期中期目標期間における指定国立大学法人の指定について:文部科学省 (mext.go.jp)

以下、抜粋しながら見ていきます。

九州大学は、前回の申請においては、「アジアから未来を共創する世界屈指の大学」として世界最高水準の教育研究を行う大学となることを目指していたが、自らの強みと弱みの分析が不十分であり、現在の実力やポテンシャルを十分に活用しておらず、指定国立大学法人に向けた構想として期待に応えるものとなっていないことから、指定することは相当ではないと判断した

第4期中期目標期間における指定国立大学法人の指定について:文部科学省 (mext.go.jp)

つまり、九州大学は以前にも指定国立大学に指定されるための審査を受けていたが、大学としての自己分析が不十分だったために審査を落ちていたようです。

しかし、今回

今回の構想は、その結果を受けて、人文社会から理学、工学、農学、医療・保健、芸術まで含んだ幅広い分野を擁する総合大学としての自らの強みと弱みを的確に分析した上で、総長をはじめ執行部のリーダーシップの下、全学が一丸となって構想を練り直し、再度申請があったものである。その内容は、理想とする未来社会をデザインするとともに、バックキャストにより課題解決のプロセスもデザインすることを目指し、大学の総合知を統括し、大学全体のコンダクターとしての役割を果たす総長直轄の組織を設置することで、「総合知で社会変革を牽引する大学」として世界最高水準の教育研究を行うことを目指している。

第4期中期目標期間における指定国立大学法人の指定について:文部科学省 (mext.go.jp)

とあり、自己分析をしたうえで再申請された旨が記述されています。

指定国立大学法人構想の実現に向け、具体的には以下を挙げています。

・ 大学の強みを分析し、現時点でのエントリポイントとして「脱炭素」「医療・健康」「環境・食料」の3つの分野を設定した上で、当該分野に総力を結集し、重点投資することで理想とする未来社会に向けて課題解決を目指す

・ 従来から先進的に取り組んできたDXについて、総合知による新しい社会モデルの実現に向けてこれまで以上に推進し、データマネジメントとデータガバナンスを構築することにより、データ駆動型の教育、研究、医療を展開

・ 総長のリーダーシップの下、大型の共同研究の獲得や大学発ベンチャーによる知財収入の拡大など、財政基盤の強化

第4期中期目標期間における指定国立大学法人の指定について:文部科学省 (mext.go.jp)

九州大学はいわゆる旧帝大(旧帝国大学)でもあります。

しかしながら、九州大学が以前の申請に叶わなかったことから分かるように、旧帝大だからといって指定国立大学になるわけではなく、しっかりと要件を満たした大学のみが選定されます。

今回、九州大学が指定されたことにより、現時点で指定国立大学になっていない国内の旧帝大としては、北海道大学のみとなりました。北海道大学も申請を試みてはいるようです。

北大、今回も申請見送り ―指定国立大 要件満たさず「見送らざるをえない」 | THE MAINSTREET (hokudaishinbun.com)

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