今年、2020年度に院試を受けようと考えている人たち、つまり2021年に大学院に入学しようとしている人に向けた記事です。
想像がついている人も多いかと思いますが、大学院入試の難易度が例年よりも少しあがるかもしれませんね。
その理由を述べていきます。
いやあ、どこも大変ですね。
志望者の増加
「あの件」で、就職氷河期到来!?と言われている中で、就職するよりも大学院に進学して、経済回復、企業回復を待とうというひとは多いはずです。
私も、ちゃんと研究活動したいB4には、進学を進めています。どう見ても就職は難化してますからね。
ただ、院進希望者(もしくは、できれば院進したいが、経済的理由で院進できない人)が増えると思いますから、院試の倍率は増加し、入学難易度は上がる傾向にあるでしょう。
定員減少(するところもあるかも)
とある大学では、来年度の学生の入学を断るらしいです。なんでそんなことするの!?という感じですが…大変な大学もあるんでしょう。
それを考えれば、大学院の定員を減らすところも出てきてもおかしくないでしょう。
たぶん国立は大丈夫だと思いますが…
そのままということはあっても、増えることは考えにくいでしょう。
試験形式の変化
TOEICが延期になり、英語の入試形態が変わるところは多いと思います。私が所属ている研究科でも、TOEICから他の形式になりました。
また、筆記試験もしにくい環境ですから、大幅に入試形式が変わる可能性があります。
そうなれば、今まで過去問を入手すれば余裕で受かっていた人も、今年からの入試形式の変化で、動揺して落ちる人が出てくるかもしませんね。
大学院試に向けてどう対策すべきか
基本的には、しっかり勉強すれば受かるので大丈夫です!
もともと入りやすい大学院の難易度が少しあがるだけなので。
ただし、自分の行く大学院の入試難易度を把握しておくべきですね。
まあ、落ちないだろ…というところなら、あまり気にしなくて大丈夫でしょうし、例年、結構落ちるところなら、より一層注意が必要です。
あとは、私の院試に関する記事を読んでおきましょう。
最後に言いたいのが、就職から逃げるため、就職氷河期をさけるため「だけ」に進学するのはやめましょう。
なぜなら、就職氷河期が2年で終わる保証はないからです。
大学院で研究活動もしたくないのに、そうなってしまったとき、本当につらいと思います。お金が飛ぶだけですからね。
めちゃめちゃ研究したい!くらいのモチベーションを用意せよとは言いませんが、それなりに研究したい気持ちがないと厳しいと思います。
院を卒業したら、結構いい歳になってしまいますからね。日本ではますます厳しいです。
ただし、研究活動に少しでも興味があり、楽しめる可能性があるのなら、就職氷河期を通り越す意味と合わせて院進するのは全然ありです。
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