大学院に進学するメリット、デメリット.進学を迷ってるなら読むべき記事

大学院

この記事は大学院に進学を考えている方に向けて書いています。

まず筆者の経歴を簡単に述べたいと思います。

筆者は地方国立大の工学部、物理系出身です。その後、とある(いわゆる)旧帝大の大学院、理学系物理専攻に進学しましたが、中退し、他の大学院の工学研究科(機械系)に入り直しました。中退した理由などは、他の記事で書こうと思います。

この経歴には、中退、分野変更、俗にいわれる学歴ロンダリングの要素が盛り込まれているので、幅広い視点から大学院について述べられると思います。

この記事では、

前半で大学院進学就職

後半で外部の院内部の院への進学

のメリット・デメリットを比較していますので、他の大学の院に進学しようか迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

大学院進学と就職

大学生3年生、4年生の方は、自らの進路について悩む時期ですよね。

高校入試、大学入試という人生の分岐点もありますが、大学院進学は今まで以上に、自らの意志で決めることになります

「あそこの大学院に行け」とか、「あの会社に入れ」と子どもに言う親は少ないと思います。

つまり、これからの選択は自ら情報を得て、自らの責任で決めていかなければなりません。逆に言えば、超自由ということですね。

各進路のメリット・デメリット

それでは、大学院した場合と就職した場合の違いを明確にしたいと思います。

各進路のメリット・デメリットを簡単に比較すると、以下のようになります。

大学院進学

メリット

  • 勉強、研究する時間が増える。
  • 就職に有利になる場合がある。
  • 新しい場所に住める場合がある。
  • 時間が取りやすいので、起業など、他のことにチャレンジできる。

デメリット

  • 結婚が遅れやすい。
  • 社会人よりは経済的に苦しい

など

就職

メリット

  • 収入がすぐに手に入る。
  • 年上の社会人と知り合える。
  • 人間的な成長がしやすい。
  • 視野が広がる

デメリット

  • 自分の好きなことを学びにくい
  • 自由な時間が少ない

など

これらについて、より詳しく個人的な意見を述べていきたいと思います。

大学院進学

大学院進学は、まだ勉強したい、研究したい人にとっては最高の場だと思います。また、特に工学系の研究科は、今は就職にかなり有利と言われています。一方で、文系の院進は就職不利とも、、、

どっちにしろ、大学で研究をして行きていきたい人は、院進するべきですね(そんな人は、この記事は見てないと思いますが、、、)

他大学に進学した場合、引っ越しをする場合があります。

よく言われることですが、人生は

1.出会う人、2.仕事、3.住む場所

を変えることで大きく変わりますので、新たな生活が始まる可能性があります。

また、大学院に進学した結婚が遅れやすい傾向にありますね。まあ、収入を得るスタートが遅くなりますからね。

色々言いましたが、3つの大学に所属し、共同研究、研究室見学などで多くの研究室を見てきた僕からすると、実情は「まだ就職したくないから」という学生が多いように思われます。

まぁ、人生100年時代と言われている現代、大学院の2-5年くらい、なんて事ないと思うので、就職が遅れることは気にする事でもないでしょう。

大学院進学の最も大きなデメリットは『お金』だと思うので、お金に余裕がないひとはよく考える必要がありそうです。

就職

就職すれば、今まで学校にお金を払っていた側から、就職先からお金をいただく立場に逆転します。

そのお金を使って、学生の頃にはできなかった事も出来るようになります。

ただ、時間は圧倒的に少なくなります。

誤解して欲しくないのが、これはあくまで平均的な話です。例えば、研究室によっては朝7時から大学に行って、深夜まで実験をするところもあるので、結果的に社会人になった方が時間がある場合があります。

ちなみに筆者も、学生時代は徹夜実験を何度かしました(自主的にですが笑)。自主的に行うと、全く苦痛ではありません笑。

また、就職をすることで学問とは違った視点で視野が広がると思います。高校生の時に大学の勉強のことが分かっていなかったように、社会人になると今まで知らなかったことが次々と出てきます。

続いて、外部進学(大学院進学のタイミングで学部の頃とは違う大学の院に進学)するパターンと、内部進学(通っている大学の院にそのまま進学)するパターンを比較してみます。

外部の大学院に進学するメリット・デメリット

メリット
  1. 環境が変えられるチャンス!
  2. 自分のしたい研究ができるチャンス!
  3. 学費を抑えるチャンス!
  4. 就職先の方向転換のチャンス!

デメリット
  1. 今までしていた研究が続けられない
  2. 今まで関わっていた友人と離れる
  3. 実際にどんな環境になるか完全には予測できない
  4. 授業についていけないかもしれない
  5. 院試勉強が大変

他大学に進学するほとんど場合、学部の頃の大学よりもレベルの高い大学の院に進学する傾向が一般的です。

他大学に進学するメリットは、なんといっても、環境を変えられることでしょう。レベルの高い大学にいけば、周りの学生のレベルは高く、質の高い環境に身を置けます。

ただ、大学院は大学そのものというより、ほとんどが研究室に依存します。学部の頃に憧れていた大学に行っても、研究室単位でみたら就職も学生のレベルも低い、なんてことはざらにあります。なので、他大学院進学を考えている方は、研究室見学はしっかりとしましょう!研究室見学の仕方の記事は以下から。

また、旧帝大など、大きな大学に行けば、大規模な実験設備、研究費に恵まれやすくなると同時に、奨学金のチャンスが増える事もあります。ただ、筆者は他大学に進学したせいで、結果的に奨学金、学費免除不利になったので、これも大学によって様々です。

デメリットの「3.実際にどんな環境になるか完全には予測できない」について触れます。これは大学の先生から聞いた話なのですが、他大学から上位の大学に行くと、実験の雑用ばかりやらされ、自分のやりたい研究に力を注げないこともあるようです。研究室見学だけでは分からない事もあるので、よく調べた方がいいかもしれません。ちなみに、筆者はそのような経験はありません笑

4.について。旧帝大と地方国立大では、大きく授業のカリキュラムが異なる場合があります。大学院といっても、少しは授業があり、大学院の授業で「そんなの習ってない!」という事もあるかとは思います。ですが、もちろんどんどんと講義は進みます。大学は自ら勉強するところなので、それは覚悟の上でいましょう!

5.に関しては、デメリットではないかもしれませんが、他大学院を受けるなら、過去問を集めるのが1つの壁になります。内部進学の多くの学生は、過去問を皆持っていて、効率よく勉強しています。過去問をホームページに掲載している大学もありますが、ない大学も多いです。また、これまた院進学して知った事なんですが、学部時代、僕の研究室では研究室配属された途端、研究、実験が始まりましたが、一方で旧帝大では院試のための勉強期間を取るところが多いようです。それが慣習なのか、院進学を推奨しているからなのかは分かりませんが、、とにかく、内部の学生は有利であることが多いです。院試についても、また詳しく記事にしようと思います。

また、他大学院進学のメリット・デメリットについては以下の記事で別の視点から書いているのでぜひ参考にしてください。

内部の院に進学するメリット・デメリット

これは、基本的に他大学院進学のデメリット、メリットと逆になります。

つまり、今までとほとんど同じ環境で研究活動が行えますし、研究内容も近いものを続けられる可能性が高いです。

ちなみに、はじめから他大院進学を考えていない場合、自大進学にデメリットは全くありません。さらにいえば、学部時代の研究室が良かったならば、そこに残るのはメリットだらけでしょう。

ただし、やはり就職有利不利はありますし、最終学歴が気になる人は他大学も考えてみても良いでしょう。

色々とズラズラと書きましたが、院か就職か、外部進学か内部進学かは、自分の人生の中で

  • 環境
  • 時間
  • 研究
  • お金

どれが大切かを考えれば、答えが出ると思います。

進路で悩んでいる学生、頑張ってください!!

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