ランク上の大学院に受かるのは実は簡単ではない?

大学院

以前,以下のような記事を書きました.

この記事の内容は,『偏差値45くらいの大学に通っているひとでも,勉強すれば十分に旧帝大院に入学できる可能性がある』と言ったものです.

この記事は「皆さんに可能性があるので頑張りましょう」ということを伝えるために書いたものですが,

どうやら,院に行かなかった人で旧帝大院を大したことないと思い込みたいひとや,簡単だと知って安心したい院進志望のひとが多く見ているようですね.

こういった記事が皆さんお好きなようで,本サイトで一番読まれている記事です.ありがとうございます。

さて,上の記事のせいではないとは思いますが,「大学院は簡単に入れる」という話がよくされ,院試を受けたことがないひとや大学に行ったことがない人ですら,こういったことをいう人がいるようです.

確かに,それ自体は半分正解です.

「学部入試のときには受からなかった大学にも,院では合格できた!」というパターンは多いですし,

実際,僕も院試が学部入試より簡単だったからこそ,旧帝大院に入学でき,貴重な体験をさせて頂きました.

ですが,何事にも色々な側面があるように,この「大学院は簡単に入れる」にもいくつかの側面があります.

院試を受けたこともなく,周りに大学院生が10人もいないのに「大学院は簡単に入れる」と言っている人は,名著『ファクトフルネス』を読みましょう.

さて,本記事の目的は上の記事や他のネット記事を読んで,もしくは読まずにタイトルだけ見て,「大学院院入試は誰でも受かるんだ」と思っている人の勘違いを払拭する記事です.

思ってるより甘くない大学院試

「院は簡単に受かる」と言われるのが一般的になりました.

どれくらい簡単なのか,経験したことがないひとにとっては分からないのは仕方がないことだと思います.

ネットで「院試 簡単」とか「旧帝大 院 簡単」とか調べたり,人伝いに聞いたことで判断するしかないので…

なので,院試の難易度についてより正確に伝えることが,本記事と以前の記事の目的です.

院で他大学の院,ランク上の大学院に行く場合,「地方国立→旧帝大院」もしくは「有名私立→旧帝大院」のパターンが一番多いと思います.

したがって,この記事では他の大学から旧帝大院を目指すひとを読者として想定して書きます.

まず,院試に関して,以下のような事実があります.

事実

・学部が旧帝大の学生(内部生)も必死で勉強して,試験を受ける

・内部生でも落ちる人がいる

・院浪するひともいる

学部も旧帝大のひと(以下,内部生)は,院試に向けて結構勉強します.

大学院の難易度が高いところ(特に旧帝大)では,研究室で『院試勉強期間』と称して,B4に院試勉強に集中させ,研究活動をストップさせる期間が存在したりします(もちろん,研究室によって有無や期間の長さは異なる).

院試勉強期間を設けている場合,大体1か月~2か月くらいです.

院試は夏(8月~9月)に行われることが多いですが,その1か月前,地方国立の学生は何をやっているかというと,普通に実験などの研究活動をやっています.

そんな状況を知ったうえで,「他大学生でも旧帝大は簡単」と言い切ってしまうのは難しいことです.

院試がほとんど勉強せずに受かるなら,もしくは定員割れしているなら,内部生は勉強しないでしょう.

逆に言えば,院試勉強していない内部生がいるところは,簡単だということです.

ちなみに,難易度の高い院で,勉強しない内部生は落ちるだけです.普通に生きていればあまり見かけないかもしれませんが,旧帝大で旧帝大の院に落ちる人は結構います.

院試に落ちて,大学院浪人(院浪)を選ぶ人もいます.

これらの事実から,「思ったより甘くない…?」と思ってくれたらと思います.

大学院にも色々

『簡単』と言ってしまうと,遊びほうけている大学生でも受かると勘違いされがちですが,

旧帝大のそれなりに難易度の高いところに行きたければ,学部でもそれなりにきちんと勉強して,院試勉強のために数か月は努力する必要があるわけです.

「意外と」簡単に東大院に入れる!というだけで,やはり勉強してこなかったひとや意欲がないひとでは場違いです.

確かに,「学部よりも大学院入試は簡単,入りやすい」というのは平均的に見て正解でしょう.内部生も,1~2か月しか勉強してません.

ただし,本記事でも旧帝大という言葉を出していますが,旧帝大にも色々です.

旧帝大にも,本当に簡単に入れる院もあるのは事実です(入ってから苦労するかは別の話).

逆に,かなり難しいところもあるのも事実です.内部生でもボロボロ落ちます.

これは,以前の記事でも述べたように,院試のシステムによるもので,研究室や研究科の人気度によって異なります.

学部では同じ大学内での差はあまりなかったかもしれませんが,大学院では研究室によってそれが顕著で,「東大のこの研究室よりも九大のこの研究室に行きたい」みたいなことが起こります.

だから,一括りに「大学院は簡単」と言ってしまうのは愚かです.先ほども述べたように,必死で入る旧帝大生もいます.

ただ,大学入試のころと比べると,全体的に競争率は落ちるし,学部のころの勉強をきちんとやっていれば解ける問題が多いのも事実.

大学側も,それほど院試を厳しくしてもしょうがないというスタンスだと思うので,「落ちる人も当然いるが,学部入試よりは難易度低い」という感じでしょう.

油断せずに行こう

院試自体は簡単で,競争率も学部よりも低いので,ランク上の大学院に進学するのは難しいことではないです.

学部の頃からそれなりにきちんと勉強してきた人なら,院試のために体調を崩すまで勉強したりしなくとも,普通に受かるでしょう.

全く勉強してこなかった内部生が落ち,勉強をしっかりした外部生が受かるのは,自然なことです.

「院進は簡単」という言葉に惑わされず,油断せず勉強すれば,ランク上の大学院に進学するのは難しいことではないはずです.

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