他大学の院に進学したら博士課程に行くべきなのか

大学院

他大学の大学院(学部とは違う大学の院)に進学したひと,もしくは進学予定のひとに対して,博士課程進学についてお話します.

私(筆者)も,他大学院に進学しました

他大学院に進学したとき,周りからは「博士課程に行くのか?」ということを聞かれました.

今回は,なぜこのようなことを聞かれるのかをまとめ,

また,他大学院に進学したら博士課程に行くべきなのかについて筆者の意見を述べます.

ちなみに,わたしは博士課程には行かず,修士卒で卒業します

はじめに

はじめに言っておきたいのは,他大学院に進学したからと言って,博士課程進学は強制ではないです.

なので,基本的には博士課程に進学するかどうかは,自分で決めることができます.

※ただし,修士(博士課程前期)2年間と博士(博士課程後期)3年間の計5年間を前提とした大学院もあるので,そこに進学したら基本的には博士(後期)課程へ進学することになるでしょう.

たまに,「他大学院から来るなら,D進するよね?」と圧力をかけてくる教授もいますが,強制ではないです(なんとか断る必要はありますが).

したがって,ここでは「他大学院に進学した人は博士課程に進学すべきか」というニュアンスではなく,「博士課程に進学した方がいいのか」というニュアンスで述べます.

D進した方が良いと言われる理由

ここでは,博士課程に進学したほうが良いという人の立場の意見を述べます.

修士の2年間はあっという間にに終わる

修士課程の2年間は,研究にあまり時間を割けないまま,あっという間に終わります.

なぜなら,大学院と言えども授業がありますし,

修士卒で卒業するひとは,近年長期化している就職活動(インターンや選考)に取り組んだり,

人によってはアルバイトで学費を稼ぐからです.

そして,どれだけ研究活動に時間をかけられるかは,進学してみないと分からなかったりします.

筆者も,思ったよりも就職活動が長引いたり,思いもよらない時間がかかる仕事(TAなど)が与えられ,修士の2年間はあっという間に過ぎようとしています.

思ったよりも研究活動に力を入れられないまま,2年間卒業するとなると,研究力という意味ではあまり伸びません.せいぜい,論文を読むのが速くなるだけでしょう.

とくに,他大学から来た学生はその研究室において,内部進学の学生よりも1年遅れているので,余計『極める』ことが難しくなり,

「なんで院に進学したのだろう…」と思いながら卒業してしまう人が多いです.

※なので,特に強い思いがなければ,他大学院に進学するよりも内部の院に進学することをおすすめしています.

他大学院に進学=専門分野にこだわりがある

わざわざ他大学に進学することは,周りから見れば,研究環境や研究内容に相当なこだわりがあるように見えるのかもしれません.

実際,他大学院に進学するひとの多くは,研究室の先生だったり,研究内容へのこだわりを理由に,それなりに労力をかけて他大学院を受験し,院進します.

(一方で,筆者は,進学者全員が研究へのこだわりを理由に院転するわけではないということも知っています.進学理由は,人それぞれです)

「そのような研究にこだわりがある人は,博士課程に進学し博士号を取るのだろう」と,決めつける人もいます.

実際,筆者も「博士課程に進学するつもりはない」と言ったとき,意外そうな顔をしていた人もいました.

ただし,実際,他大学に進学した人は博士課程に行く人が多い気がします.

程度はどうであれ,修士課程に進学するひとは,研究に期待を持って進学し,それなりに学び,おそらく修士課程を修了するころには超博識になっているイメージをしているかもしれません.

しかし,上で述べたように実態は「2年では十分に学べないことが多い」です.

その実態を知らずに,博士課程に進学しないつもりの人が研究に期待を膨らませて他大学院に進学しすると,かなり矛盾した結果となってしまいます.

筆者の意見

さて,

「せっかく他大学院に進学したのだから博士課程に進学しなよ」

という意見と,

「博士課程に進学するのは人それぞれ.他大学院からの進学かどうかは関係ない」

という意見があると思います.

筆者の意見的には,

無理して博士課程に行く必要はないし,博士課程に行く前提で他大学院に進学しなくてもよいと思います.

多少は博士課程というものを意識しながらも,修士で卒業する気満々で院進するのは悪いことではないはずです.

なぜなら,自分が博士課程に向いているかを見極めるのは,かなり難しいからです.

(博士課程の待遇も時代によって変わりますし)

博士課程という進路に興味があるひとは,迷いながらも修士課程を過ごせばいいですし,

もちろん,はじめから研究への道を歩みたいと思っているひとは,進学を前提で院進すればOKです.そういう人は,かなり強いです.

もし,研究室の博士課程の先輩を見て,すこし不安になったら,修士で卒業すればいいだけの話です.

ただし,経済的に余裕があり,研究が好きなら行った方がいいと思います.

上で述べたように,やはり,修士だけでは研究の領域に踏み込めない気がするからです(勉強してその研究領域に詳しくなることはあるけど).

研究室にB4(学部4年生)から居た内部生と他大学から来た学生で大差があるとは思いません.他大学へ進学するくらいのやる気があるのなら,環境(人や金)に問題がなければ,D進した方が自分のためでも,大学のためでもある気がします.

筆者が他大学に進学した理由は研究へのこだわりでしたが,

・正直,そのこだわりがなくなった

・自分には博士課程は無理そうだと気づけた

・修士課程では研究力以外に伸ばせた部分があった

などの理由から,院進して修士で卒業するのは良い進路だったと思います.

筆者的には結果的に良かったものの,やはり研究に思いをはせて他大学に進学する人は,多少は博士課程進学を意識してみる必要があるのかもしれません.

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