大学院試が口頭試問(口述試問)になるそうなので,極意を残しておく

大学院

コロナウイルスの影響で,筆者が通う大学院の入学試験が,オンライン上での口頭試問になりました.

他の大学でも,似たような対応が取られているかと思います.このような状況では,当然ですね.

というか,5月くらいの段階で大学側は試験方式をさっさと変えて,アナウンスしておくべきでした.

このような急な変更に,今までペーパー試験の対策ばかりをしてきた受験生は不安でしょうが,そんなに心配する必要はないと思います.

なぜなら,

・他の人も同じ状況である

・ペーパー試験が解けるなら口頭試問で問われる問題も解ける

からです.

なぜ,こんなことが言えるかというと,筆者は大学院試において,口頭試問,ペーパー試験どちらも経験しており,そして合格しているからです(記事の信頼性保証).

よほど奇抜なことを大学がしてこない限り,オンラインでの口頭試問がどういうものかは予想が付きます.

そこで,口頭試問ではどんなことに気を付け,何を意識すればよいのかをここに記しておきます.

口頭試問とは

口頭試問がどんなものか,イメージが付いていない方のために説明しておくと,

イメージとしては,大学教員から学部レベルのいくつかの問題(例えば,機械専攻なら振動力学や材料力学,物理学専攻なら量子力学や統計力学など)をその場で出題され,受験者はその場で解説しながら解くというスタイルの試験方式です.

一般的には,試験管(教員)は3人~5人程度で,大学院試のペーパー試験よりも簡単な問題が出題されます.

従来の大学院試では,成績優秀者が受ける筆記免除試験や,後期院試試験など,受験者数が少ない場合に行われてきました.

口頭試問の特徴

口頭試問には,以下のような特徴があります.

口頭試問の特徴

・ペーパー試験よりも問題が簡単

・考えることができる時間が短い

・ただ解ければ良いというわけではなく,問題を理解しているかどうかが問われる(解説,意味を問われる)

・人と話しながらなので,ある程度の礼儀やコミュニケーションが必要

先ほども述べたように,問題自体はペーパー試験よりもシンプルで簡単である可能性が高いです.なぜなら,教員(試験管)もオンラインだろうが,その場にいないといけないので,どうしても試験時間は短くなるからです.

しかも,従来よりも,今回は口頭試問を受ける人数が多いため,さらに短い時間で試験が行われると考えられます.

同時に,考える時間もあまりないと思いますから,焦って頭が真っ白になるとマズイです.口頭試問においては,落ち着くことが一番大切です.

口頭試問では,ただ正しい答えが出せるだけでなく,問題を解きながら解説していくので,途中の式の意味などの理解も必要です.

物理系では,答えを出してから,その答えの意味を問われることもあります(ありました).

そのため,学部できちんと勉強してきたひとにとっては,むしろありがたい試験方式だと思います.

ただし,オンラインでも対面でも,口頭試問では自分の解くプロセスを試験管に分かりやすく説明する必要があり,コミュニケーション能力や礼儀が必要となるので,ペーパー試験では高得点が取れていたひとでも,口頭試問は苦手,というひとも出てきそうです.

口頭試問自体は今までもありましたが,従来の口頭試問とコロナ禍の口頭試問の違いは,オンラインであることです.

従来の対面の口頭試問では教員に問題が出題され,黒板を使って解説しながら解いていましたが,オンラインになると,どのように自分の考えを教員に伝えるのでしょうか?

考えられることとして,

1.ZOOMなどにあるホワイトボード機能を使って従来と同じように説明する.

2.口頭で考え方をすべて伝える.

3.教員が誘導して,受験者は短く答える.

などがあります.

1.は従来と同じように試験を行うことができ,理想的ではありますが,大学によってはZOOMの多様なツールを使いこなせない教員もいたり,通信環境はデバイス環境の問題でそのようなツールを使えない受験生もいるので,2.や3.もあり得るでしょう.

3.の場合,大学教員が問題をパワーポイントで作って,受験者は穴埋め問題のように答えていくこともあるかもしれません.

同じ問題を出し続けると,オンラインの性質上,試験が終了した他の受験者から問題を教えてもらうことができてしまうので,2.のような形をとって,その場で問題を変える,もしくは複数の問題を用意しておくことも考えられます.

ただし,問題を変えすぎると,受験者にとって不平等になりやすくなるため,もしそのようにする場合は,全体的に合格率が高くなります.

どのように勉強・対策すればよいか

上で説明した1~3のどの試験方式でも,ペーパー試験程度の問題が解け,本番で緊張しなければ,問題ないはずです.

つまり,従来通り過去問や参考書でしっかり勉強し,本番は落ち着いて挑みましょう.

本番に落ち着いて臨むには,院試前に大学の教員と少し話しておくと良いかと思います.場合によっては,本番でその教員が試験管なら,少し場が緩くなる可能性があります.

また,口頭試問対策として,『友達同士で,簡単な問題を説明し合う』というのもやってみると良いかもしれません.

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