【工学界のノーベル賞?】チャールズ・スターク・ドレイパー賞とは【発明】

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みなさん、こんにちは!

みなさん、ノーベル賞はご存知ですよね。ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベルの遺言によって1901年から始まった、由緒あるとても名誉な賞です。

ノーベル賞には「工学賞」がない

ノーベル賞は、 物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞からなっています。

ノーベル賞設立者のアルフレッド・ノーベルは、「 前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配する」という意思のもと、遺言によってノーベル賞を創設し、その分野として物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞を設置しました。

ここに、工学賞はありません。

つまり、ノーベルの考えによれば、工学は人類のために最大たる貢献ではなかったのか、もしくは物理学や化学と別の分類として工学をとらえていなかったのか。本人に聞かなければわかりません。

ちなみに、経済学賞はノーベルの遺言にはなかったそうですが…いまはありますね。

工学は最も人類に身近で、目に移りやすい分野にも関わらず、ノーベル賞として表彰されないのは残念ですね。

もし、ノーベル工学賞が存在していたら、スマートフォンの開発者や、人工知能系の科学者は、受賞していたことでしょう。

2014年にノーベル物理学賞を日本人が受賞した、青色発光ダイオードの発明はかなり工学色が強いですけどね。

あ! そういえば、今回の記事とは全く別の話ですが、「イグノーベル賞」を知らない人は多いと思うので、よかったら次のリンクから見てくださいね。【秀悦】笑ってしまうノーベル賞?個人的に選ぶ好きなイグノーベル賞【10選】

工学界のノーベル賞!チャールズ・スターク・ドレイパー賞

安心してください!世の中には、ちゃんと工学を表彰してくれる賞があります。

それが、チャールズ・スターク・ドレイパー賞(Charles Stark Draper Prize)です。

あまり日本では知られていませんが、チャールズ・スターク・ドレイパー賞は 全米技術アカデミーによって授与される科学技術賞 で、「工学界のノーベル賞」ともいわれ、工学の分野において最高栄誉とされるすごい賞です。

賞金は50万ドルらしいです(ノーベル賞の賞金額より高い(笑))。

この賞の由来となったチャールズ・スターク・ドレイパーはアメリカの工学者で、NASAのアポロ誘導コンピュータの設計・製作を指揮した人物です。

過去には、PC(パーソナルコンピュータ)、ジェットエンジン、インターネット、液晶ディスプレイなどの開発に対してこの賞が贈られています。

これらがなかったら今の世界はない、といっても過言ではない大発明ばかりですね。

また、先ほども触れた、ノーベル物理学賞を受賞した青色発光ダイオードの発明ですが、実は2015年にこちらのチャールズ・スターク・ドレイパー賞としても受賞しています。

チャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞した日本人

この賞を過去に受賞した日本人は、

奥村善久(2013年、セルラー方式携帯電話のネットワーク・システムに貢献)

吉野彰(2014年、リチウムイオン二次電池の設計)

赤崎勇・中村修二(2015年、発光ダイオードの開発)

です(いづれも国外の研究者と共同で受賞)。

まとめ

日本人はついついノーベル賞ばかりに目が行きがちですが(ニュースではほとんどがノーベル賞しかピックアップしないので)、

いろいろな賞に注目しましょう。

安心してください。工学的な発明をしても、受賞するチャンスはありますよ。

今日はここまで。ありがとうございました!

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