さて、コロナショックの影響で、突然、就職氷河期に突入しました。
厳密にはまだ先行きが見えない状況ですが、間違いなく、すぐに就職氷河期に突入するでしょう(この記事を読んでいただけているときには、すでに氷河期でしょう)。
一般企業に就職したい大学生3年生、4年生の進路として、氷河期時代に取ることができる選択肢は3つです。
就職するか、大学院に進むか、就活浪人するか。
就職するつもりだったが、氷河期到来したので院進しよう!というのは、どういうことかと言いますと、
氷河期に就職活動しても、自分の入りたい企業に入れる可能性はどうしても低くなりますから、とりあえず院進しておいて、2年後に多少景気が回復したころに就活しようという考えですね。
言わずもがな、理系大学院(修士)への進学は普通におすすめです。
とりあえず、理系大学院(修士)への進学は良い選択肢でしょう。氷河期でなくても、国立理系のほとんどは院進します。ニーズがあるので。
ただし、就職から逃げて院進しただけのやつが、本気で研究したい人の邪魔をするのは非常に遺憾であるので、院進したらそれなりに頑張りましょう。
また、文系の学生でも理系の大学院に進学するケースはありますので、文系でも理系の大学院への進学を目指すのは大有りです。
さて、今回の論点は、文系大学院への進学についてです。
文系大学院は敬遠されがちな選択肢ですが、とてつもない就職氷河期に入った今は、この選択肢も悪くないと考えています。
こうなってしまっては文系の大学院進学も視野に入ってくる
「今になって、都合いいこと言うなよ!」
「経済低迷、就職氷河期に乗っかているだけでしょ!!」
という声が上がりそうですが、
私はもともと、過去に文系大学院進学を支持する記事を書いております。
この記事に加え、経済的な理由が入ってくる今は、文系大学院進学は悪くない選択肢でしょう。
ただし、進学してぼーっとしていては時間とお金の無駄になります。事業を始めるなり、インターンに行くなりしましょう。
経済が悪くなったから惰性で進学したとみられないよう、頑張りましょう。
大学院なら、(少なくとも今は)奨学金免除制度は緩いです。
お金の心配に関しては、思っているより大丈夫かもしれません。
院卒で就職したい人には、今なら悪くない選択肢です。院卒なら、就職したときに給料が多めにもらえます。就職氷河期が終わったころに就職できれば、最高の選択肢となります。
上の記事では「就職のために院進したわけじゃないでしょ」ということを書きましたが、今に限っては「就職のための院進」という使い方もあることは否めません。
ただし、お金に余裕がなく、進学した後のプラン特にもないのに、進学するのはかなりリスキーだと思いますので、お金がなく、早く就職したいなら、就活浪人してでもできるだけ早く職を見つけるべきかなと思います。言われなくても分かってるとは思いますが。
また、このコロナショックの影響はいつまで続くか分かりません。おそらく2年後、ましにはなるでしょうが、完全に景気が戻っているということはないでしょう。どれほどましになるかは、分かりませんね。
そういった意味では、院進も賭けな部分があります。しかし、進学してきっちりやるべきことをやれば、悪い結果にはならないと信じています。
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