・学生のくせに,余ったお金でおじさんを雇ってブログを書いてもらった
・2万円かけ,ほとんど誰にも見られないブログが誕生
・ソーシャルネットワーキングで人を雇うときには,スキルを重視すべきだった
24歳,大学院生です.
人間としてペーペーな僕が,ランサーズ(ソーシャルネットワーキング)を使って,偉そうにおじさん(40代)を雇って,ブログ記事を書いてもらいました.
雇ったはいいけど,なんの成果も得られず,結局ほとんどお金の無駄になってしました.
ライターのおじさんにも申し訳ないです…

今回は,この経緯と反省点を書きたいと思います.
もし初めてネットで人を雇おうとしている学生がいたら,参考にしてください.
コロナウイルスの影響で安く人を雇える
2020年4月.コロナウイルスによる影響が一番強い時です.
職を失った人や,普段バイトをしている人が仕事を探して,ソーシャルネットワーキング(※)に駆け込みました.
※インターネットで仕事を受注して,報酬を得る働き方
この結果,安くても働きたい人が増え,報酬単価は激減しました.
これは普段からネットに仕事を発注している側からしたら,安く雇えることになります.人材の質が悪くなるので,いいことばかりではありませんが.
というわけで,僕も余ったお金で人を雇ってみたいなと思いました.
これをしようと思った理由
なぜ普通の大学院生である僕が急にライターを雇おうかと思ったかというと,次のような理由がありました.
・ひとを雇う側の気持ちを知りたい
雇う側のひとの気持ちを知ることは,会社員にとって勉強になると思いました.
・少しでもコロナで困っているひとのためになればと思った
Twitterでコロナで困っている学生をライターとして雇った方がいて,すごいな…と思ったことがきっかけです.
雇った人の経済状況は聞かなかったので,これが人のためになるかは分かりませんが,少しでもこの業界に仕事を増やせればと思いました.
したかって,単価は相場よりはすこし高めに提示しました(後述).
・新ブログを立ち上げる予定があった
このブログは,コロナ以前から始めていたものです.このブログの記事は結構ジャンルがバラバラなので,特化したブログを作りたいな~と思ってました.
ブロガーの方のすすめで,「記事を書いてもらって,自分が勉強するスタイル」を目標にブログを作ることにしました.
40~50歳のおじさんを雇う
ライターさんをランサーズで募集しました.
発注内容は800文字程度の記事を30記事ほど.記事の内容は,あるプログラミング言語についてです.
報酬は,1記事800円.つまり,1文字1円です.
(手数料や税金がかかるので,実際にライターさんが受け取れる金額はこれ以下です)
コロナ全盛期だったので,この時の単価はすごく低く,1文字1円は高単価な方だったと思います.
応募もたくさん来ました.ライターの仕事経験が豊富な人や,プログラミングが得意な人などに応募していただけました.
その中でも,「コロナで困ってそうなひと」かつ「一生懸命書いてくれそうなひと」を重視していたので,プログラミング経験のなけど,やる気がありそうな40~50歳の元気そうなおじさんに書いてもらうことにしました.
新しいブログを立ち上げ,記事を書いてもらう
新しいブログを立ち上げ,おじさんにプログラミングを勉強してもらいながら,記事を書いてもらいました.
ランサーズなどのソーシャルネットワーキングの良いところは,完全リモートで支持を出して,納品してもらえるところですね.
おじさんとはメールでやり取りをしただけなので,特にコニュニケーションに問題はありませんでした.
勉強してもらいながらということなので時間はかかりましたが,2か月で25記事ほど書いてもらいまいた.
正直,ブログ記事の質は普通か,普通以下です.
文字がぎゅうぎゅうでお世辞にも読みやすいと言えない記事が納品されたり,ミスが多かったので,自分で少しずつ修正していました.
しかし,芯の部分を変えてしまっては書いてもらった意味がないので,ほとんどはそのままです.正直,失敗しそうだな~と思ってました.
ですが,おじさんはブログ経験も少なかったので仕方ありません.
僕の指示の出し方が悪かったんです.
約2万円かけ,ほとんど誰にも見てもらえないブログが誕生
結果ですが,そのブログは失敗に終わりました.
しばらくたった今でもPVはほとんど0です.
まあ,その後に記事を足してないからなんですけどね.最初は書いてもらった記事で勉強しながら追加の分を自分で書いていましたが,だんだん自分で書くのが嫌になって,やめてしまいました( ´∀` )
反省点
今回は人を雇う練習が主な目的だったので,これでも良かったんですが,次に人を雇うときには次のことに気を付けようと思っています.
・人を雇うときには人柄よりスキルを重視すべき
・遠慮せずに,要求すべき
・マニュアルを作った方がいい
・人の個性に依存する仕事よりも,作業的な仕事を発注した方がいい
とくに,「マニュアル作成」は絶対した方がいいですね.その都度指示を出すしたり修正すると,自分の時間も取られてしまいますから.今回は面倒くさくてやりませんでした.
反省点だけではなく,得たものもあって,
・どうやって仕事を発注するのか
・世なのかにはどんな仕事,どんな人が存在するのか
を知れたり,プログラミング言語を少し勉強できたことは良かったです.
色々含めて,リターンは1万円くらいな気がしますから,1万円ほどの損ですね( ´∀` )
最後になりますが,おじさんには,こんなしょうもない学生の指示を丁寧に聞き,ブログを書いていただき,感謝しています.僕がもっとちゃんとしていれば,成果が出て,おじさんももっと報われたのでしょうが…すみません…
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