何かしらの理由があり、大学院を中退して就職しようとしている人は、大企業にも入れるのか?
結論から申し上げますと、可能性は十分にあると思います。
つまり、中退後にも、大企業にも普通に就職できると思います。
もちろん、自分次第だと思いますし、景気にもよるとは思いますが。
自分の体験談を交えて、これについて述べていこうと思います。
中退でも就活を成功させている『複数の体験談』
私も大学院を中退し、(その後他の大学院に進学しましたが)、就職活動に臨んだ時に、面接で中退について必ず聞かれました。
たまに、顔をしかめる面接官の方もいました。
しかし、結局のところ複数の大企業から内定を頂きました。
顔をしかめたのは、私の説明が良くなかっただけだと思います。
以下の記事でも、「大学院を中退しても、実は就職に大きな支障はない」とされています。
また、以下の記事でも大学院中退後に就職できたという報告がされております。
「成功体験だけを取り上げているだけだろう」と思われるかもしれませんが、景気が良い時に限っては、中退したとしても頑張れば好きなところに就職できるとは思います。
私も就活、面接を通じて、中退したとしても必ずしも不利になるわけではないと感じました。
ただし、中退してそのまま就活をすると、新卒ではなく、既卒もしくは第二新卒として活動することににはなります。
もちろん、大企業に中途入社となると、難易度は高くなります。
とはいえ、会社の規模はそこまで関係がないと思いますし、肩書は既卒といえども、新卒を見るような目で面接をしてくださると思うので、しっかり中退理由を言うことさえできれば大丈夫です。
※ただし、よっぽどのことがない限りは、中退するのはやめた方が無難です。
会社は大手だけではない
『大学院中退しても大企業に就職できるのか』というタイトルでこの記事を書いていますが、
私が言うのもなんですが、就職先は大企業である必要は全くないと思います。
このご時世、大企業だろうが中小企業だろうが給料はそんなに変わりません。
というよりむしろ、実力があるならある程度小さいところに行った方が成長速度は速く、給料も良くなるようです。
若者が大手に行きたがるのは『大手病』と呼ばれ、大企業が良いと考えている親世代に認められたいがために、このような学生が増えているのです。
特に、高学歴のひとに。
「大学を卒業したのに、そんなに小さな会社に入るの?」と親に言われている人もいるのではないでしょうか?
ただし、先ほども言ったように、中退による影響は大手だろうが中小だろうが同じだと思うので、自分が行きたいところを目指してほしいと思います。
まあ、こんなことを言っても、皆が良いというところに行ってしまうんですけどね。
高校生がどうしても光って見えてしまう志望校を目指して浪人してしまうのと同じです。入った数年後に、「そんなにこだわることでもなかったなあ…」と思うものです。
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