3Dプリンタを買いました.
購入した3Dプリンタは,ダヴィンチ1.0 proってやつです.
かなり大きく,物体をスキャンしてデータ保存して3Dプリントする機能もついているという,高機能製品です.
さて,3Dプリンタを使うのは初めてだったので,ポチっとボタンを押せば簡単に好きなものが出来上がるイメージがあったのですが,甘かったです.
マニュアル通り普通にやっては,上手くできない(笑)
最初は順調な時も,最後の方に形がぐちゃぐちゃ~ってなり,かなり困りました.

挙句の果てには,3Dプリンタのノズルを詰まらせて故障させてしまうという...(何とか直しました)
3Dプリントが上手くいかない理由
3Dプリンタで造形が上手くいかない理由のひとつとして,『3Dプリンタのステージ(プラットフォーム)とフィラメント材料の接着が上手くいかず,フィラメントが離れてしまい,形が無惨な姿になる』というものがあります.
つまり,上の写真の底の部分がステージから離れてしまい,不安定になってぐちゃぐちゃ~ってなるのです.
接着が上手くいかない理由をネットで調べると,「ステージが水平でない」や「温度が低すぎてフィラメントがくっ付いてない」などがありましたが,3Dプリンタのキャリブレーション機能を使って水平にはしていたし,温度も勝手に調整してくれるので,それが主な原因ではない気がしました.
もっと他の方法で,無理やり引っ付けるくらいしないといけない気がしました.
解決方法
「普通に,接着剤とかをステージにぬっとけば良いんじゃね??」と思っていたところ,この記事を見つけました.

なんと,のりとかよりも『ヘアケープ』を塗ると良いとのこと.
なので,さっそく記事でおすすめされていた花王のケープ(スーパーハード)を買いに行きました.
こちらです.薬局で300~400円くらいで買いました.
これを,3Dプリンタのステージにふわっと吹きかけて,プリントを実行してみると…
全然剥がれない!!!!
完璧に作ることができました.
特に剥がれやすい形の以下のようなものも,難なく作ることができました.

注意点
でも,今度は「剥がれなさすぎる」んですよね( ´∀` )...
なので,取るときに少し苦労します.
場合によっては,出来上がったものを取るときに,ステージを傷つけてしまいます.
なので,吹きかけすぎには注意です.少し離して「ふわっと」かけるのがコツです.
もしくは,スーパーハードではなく,以下のような「もう少し弱いヘアケープ」を使うとちょうどいいのかもしれません.様子を見て,試してみようと思ってます.
髪を整えるのに使えるので,あっても困りませんからね.
※結局,今は普通のスティックのりを使っています.十分くっ付くので( ´∀` )
コメント