大学院に進学して後悔する人の特徴と考え方

大学院

大学院に進学しようと考えている大学4年生のひと向けの記事です!

筆者は現在、大学院生なわけですが、今が人生で一番楽しいです。

大学院生活を通して、知識・知恵が増え、視野も広がり、どんどん豊かな人生になりつつあります。

しかし、反対に、世の中の大学院生の中には大学院に進学して後悔した人も多いんです。

そこで今回は、大学院に進学して後悔する人の特徴を考えていきたいと思います。

大学院に進学しようと思っているひとは、この記事にあることを頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

就職のため、就職から逃げるため

大学院に進学して後悔する人の考え方として、進学動機が就職に関係していたことが挙げられます。

院に進学するとき、いくつかの志望動機があると思いますが、大別すると、

  • 学部以上にもっと勉強したい
  • 研究したい、将来は研究者になりたい
  • 就職したくない
  • 就職に有利と聞いたから
  • 何となく(周りが進学するから)

だと思います(他にあったら教えてください)。

このうち、就職に関して述べます。

まず、就職したくないに関して。基本的に同い年の人は一足先に社会に出ており、同窓会や飲み会に行ったら、会社の話や働き方の会話をするわけです。

多くの院生は、「おれは大丈夫なのだろうか…」と焦ってしまうと思います。

周りは社会人だけど自分はまだ学生である期間があることを理解しておらず、就職したくないという理由で院進すると、後悔するでしょう。

院進しようと考えているひとは、まず、この事実を想定しておくべきです。周りの同じ大学の同級生は院に進学するかもしれませんが、世の中で大学院に進学するのはごくわずかです。

また、就職が有利になると聞いたからに関しては、思いっきり否定しておきます。院進しても自分の行きたい会社、業界に行けないことなんてざらですし、就活がうまくいかなくて博士課程に進学したとしたら、自分の理想とはかけ離れた人生を歩むことになるでしょう。

以上から、就職と(だけ)結び付けて院進するのは、おすすめしません。理由の一部だけが就職なら、いいのですが。

卒論で「研究が好き」と勘違いしてしまう

割とありがちなのが、卒論がうまくいくことで、自分は研究に向いている、楽しい、自分は研究が好きなんだと勘違いしてしまって、院進して後悔するパターンです。

なぜこんなことが起きるかというと、まず「研究」というものを卒論でやれるひとなんてほとんどいないからです。3つの研究室に所属してきた身として言わせていただくと、世の中のほとんどの卒論は「指導教員や先輩のお手伝いを文書化したもの」もしくは「勉強したことをまとめたもの」です。

卒論は、基本的にうまくいくに決まっているんです。

自分から問題を発見し、テーマを定め、取り組んだ卒論はどれだけあるでしょうか??

4年生で「研究進めなきゃ」、「研究楽しい」とか口にする人がいますが、実際には「研究」という言葉を使うには至っていないということです(中には、4年生でも素晴らしい卒論を書くひともいます。僕は素晴らしい卒論は書けませんでした)。

要は、あなたはまだ研究の入り口にも立っておらず、何もわからないまま院進することになるのに(これが普通)、「研究が楽しい」という気持ちで、卒論のイメージのまま進学すると、痛い目にあいますよ!ってことですね。

自分が研究室にこもって活動をする、もしくは研究機関に所属することが合っているかどうかは、修士2年が終わったときに少し分かるくらいだと思います。本当は博士まで行かないと、わからないのだと思いますが。

後述するように、院進はいつだって博打なのです。

自分が研究に合っていそうという予測のもとで院進するのは、後悔を生むかもしれません。が、博打なので可能性があるならやってみないと分からない。断念するするのも、選択肢の一つですね。

研究内容にこだわりがありすぎる、もしくは無さすぎる

これも、院進してうまくいかない人の特徴です。

大学院でやる研究は、「何かを達成するために必要な何かのための何かのための何か」のような、とても小さな部分に手を付けることが多く、あまり大きなことを想像してしまうと、自分の思い描いたことと実際に院でやることに大きなギャップが生まれる可能性は高いです。

実際に取り掛かるその小さな何かは、現代社会に必要なものだったり、現在の研究の状況、トレンドだったりするので、院進する前の学生には想像がつきにくいです(なので、外部の院に進学する人は研究室見学で先生に内容をしっかり聞いておくなどをおすすめします)。また、学部の頃に修士の人がやっていたことを見ていても、自分が修士になった時には全く方針が変わっているかもしれません。

研究内容にこだわりがある過ぎると、それができない、もしくは少しずれたことをやる可能性が高いため、ある程度は、なんでもやるつもりのほうがいいかもしれません。

反対に、研究内容にこだわりがなさすぎると、研究室に入って、指導教員の言いなりになってしまう可能性があります。

なにかに興味をもって進学し、それから多少ずれても楽しむ心を持つことが理想です。

自己管理ができない

自己管理ができず、夜遅くまで起き、次の日は昼間に起きてしまうことが続く大学院生は多いです。

大学院では授業はそれほど多くないため、そういった生活が可能となってしまうのです。

しかし、やはり生活リズムが悪いと、気持ち的にも鬱になったり、健康に支障をきたすことがあります。

これは後悔するというよりも、大学院に合っていないことに気づかず過ごしてしまう人の特徴といったところでしょうか。

恋人がほしい

基本的に、大学院生に出会いなどありません。

しかも、大学院生は忙しい人がほとんどなので、恋人を作っている暇はないかもしれませんし、恋人ができてもそれに割ける時間は少ないでしょう。

「どうせ恋人ができないのなら、早く社会に出ていればよかった」と後悔するかもしれません。

とくに、学部時代から恋人がいなかった人は、修士の2年間はかなり苦しいでしょう。

これは、かなり個人差がある話ですね。

大学院進学はほとんど博打(ばくち)!!

先ほども述べたように、

自分が研究に合っているかなんて学部ではわからないことがほとんど

好みの研究内容ができるとは限らない

といった点で、大学院進学はわからないことばかりです。しかも、大学院が性に合わない人は2年以上苦しいでしょうし、就職もうまくいかない可能性も出てくるかもしれません。

少なくとも、周りに流されて大学院進学するのだけは、避けたほうがいいかと思います。

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